生きる

ライブというものを初めて体験してから10数年経つけど、今更ながら人様の演奏を見聴くと感性が刺激されるものですな。

音源で聴くだけでは得られないモノってある。得たモノは持ち帰って自分の表現の糧にしなければならない。

ここでいう表現というのは、芸術ゴトに限らず、私的な会話や仕事なんかでも必要な行為ということ。

本当はライブの場で浮かんだ、連想された、刺激された言葉や感想をその場でスマホかなんかにすぐメモしたいんだけど、それは演者からすれば気持ちの良い行為ではないよなあと思いあまり出来ないジレンマ。

ガチのメモ帳とかノートにだったらどう思われるのか。

業界人に思われるのか?変人に思われるのか?果たして何故そんなことを気にする必要があるのか?

衆人環視、自意識過剰を超える勇気、中々湧かないもの。

超えるには行動の積み重ねあるのみというのは分かってる。

ここに書いて満足してる愚か者に告ぐ。

E.P.製作についての進捗でも綴るのはどうか。

みっともない生活の記録について綴るのはどうか。

誰も見てやしないというのは自由の極致であると同時に怠惰に堕ちる危険性も孕んでいるわけで、その後者に大抵属してしまうのは情け無い限り。

他人と血で血を洗うような暮らしはここには無いから自分自身と殺しあうしか。